このプロジェクトについて/自己紹介
はじめまして!森ジャム実行委員の立花祐美子と申します。北海道下川町の森を舞台に開催される『森ジャム』は、「森の恵みをみんなで楽しむ」というコンセプトのもと、様々なコンテンツが盛りだくさんの2日間の夏フェスです。
私は普段、下川町の移住コーディネーターをしています。9年間移住コーディネーターを続ける中で、多くの方の移住のお手伝いをしてきました。『森ジャム』は、下川町に移住してきた人も、長く下川町に暮らす人も、下川ファンも一緒に手を取り合って作り上げていく、森とまちの魅力をぎゅーっと詰め込んだ初夏の屋外イベントです。
このプロジェクトでは、運営資金不足によりこれまで継続開催されてきた『森ジャム』の2025年開催が危ぶまれていることから、クラウドファンディングにより運営費の目処をつけ、開催に漕ぎ着けることを目標としています。また、まだまだ認知度が高いとはいえない『森ジャム』を、多くの方に知っていただく機会になればと考えています。
『森ジャム』ってどんなイベント?
2014年から続けてきた『森ジャム』。
どうやってはじまったの?どんなイベントなの?どうやって続けてきたの?
これまでの歴史を紐解きながらご紹介してきます。
◼️2011年、下川町在住のチェーンソーアーティスト木霊光さんの呼びかけで、北海道初のチェーンソーアート大会「EZOCUP」が開催されました。
◼️2014年からは海外アーティストも参加して国際大会に発展。世界レベルのアートショーが、北海道の小さな町に育っていきます。
◼️2014年インテリア雑貨とカフェの週末マーケット「LOPPIS」の下川開催が持ち上がったのをきっかけに、EZOCUPに隣接する会場で同日開催のイベントが多数企画されました。美桑が丘の森を中心に企画されたこれらのイベントは、みんなで混ざり合って良い音色を出そうという意味で、森のジャムセッション=「森ジャム」と名付けられました。
◼️2016年。年々関わる人も増え、改めてみんなで大切にしたいことを確認し「森のめぐみをみんなで楽しむ」というコンセプトのもと、6つの大切にしたい思いをまとめました。その後、さまざまな企画が自然発生的に生まれ、毎年違った顔を見せる、個性的な森ジャムへと発展していきました。
◼️2019年開催後、森ジャムの運営メンバーが大きく交代。2020年の森ジャムをやりたいメンバーが新たに集まったことで、新体制での開催準備が始まりました。ところが、2020年世界は新型コロナウィルス感染症に見舞われ、森ジャムとEZOCUPはやむなく中止に。
◼️2021年の暮れ、EZOCUP2022の開催準備が始まりました。一方で、さまざまな活動が制限され、メンバーそれぞれの状況も変わってしまった森ジャムの開催は宙ぶらりんでした。しかし、EZOCUPの開催準備が進む中で、できる範囲でやってみようと、顔ぶれも新たに開催することに。
◼️2024年をもってEZOCUPが終了。森ジャム2025の開催について、現在模索中。
『森ジャム』の終わり
これまで『森ジャム(民間主体)』と同日に『EZOCUP(行政主体)』というチェーンソーアートの世界大会が実施されてきました。同日開催のため、『EZOCUP』と会場設営にかかる費用等を出し合いながら実施することが可能でした。ところが、『EZOCUP』は開催から10回を経過し、下川町でのチェーンソーアートを取り巻く環境にも変化があったことから、2024年をもって終了となりました。
そのため、『森ジャム』も資金面での目処が立たなくなり、「開催しない」という決断をするしかない状況に追い込まれてしまったのです。2014年から大切に想いを繋げて育ててきた『森ジャム』を本当に終わらせてしまっていいのかー。実は昨年の秋から、話し合いを何度も何度も重ねてきました。
やめるのは簡単なこと
この『森ジャム』は、町外・道外から毎年楽しみに駆けつけてくれる出店者や来場者がたくさんいます。今年も、森ジャムに合わせてすでに宿を予約したり、出店するために予定を調整してくれている方々がたくさんいます。そして、地元の事業者さんからも「ぜひ続けて欲しい!」という声も届いています。
やめるのは簡単なこと。でも、また始める時には、継続するよりもずっと大きなパワーが必要になることは明白です。
例えば、これまで運営に関わってきた実行委員。後進にそのノウハウを引き継ぐことがないまま解散となり、何年か後、もしくは十何年か後に始めることになった時、また同じメンバーが集まり、ノウハウを同じように使って開催することが果たして可能なのでしょうか?
例えば、出店者さん。毎年『森ジャム』に出店するために予定を開けてくれていたけれど、開催されない間に他のイベントへの出店が当たり前となってしまうのは仕方のないことです。
ちょっと考えただけでも、継続できないことによる損失は相当大きなものとなります。
プライドを捨てて想いを繋ぐ
「実行委員会を毎回解散して、次回やるかやらないか話し合いをする。」というのがこれまでの森ジャムのスタイルでした。けれど、資金的目処が立たなくては「またやる!」というステージに立つ日がくるのも難しいのが現実です。
これまでは、何かの補助金等に頼らずに行う自立したイベントという立ち位置で、覚悟とプライドをもって開催してきました。けれど今回はこのプライドを捨てて、応援してくれる方の力を借り、それでも継続していきたいと強く思ったのです。
資金の目処がたったら、森ジャム2025を開催したい!
美桑が森と向かいの桜ヶ丘公園という広大な敷地を使って、さまざまなコンテンツを用意する予定です。以下は昨年までのイベントコンテンツの一部のご紹介です。
【森のマーケット】
町内・外から40店舗以上のマーケットが森の中で出展します。おいしいフード・ドリンクやこだわり雑貨屋さん、自然素材を活用したワークショップ、似顔絵屋さんなど、見て回るだけでもワクワクしてしまうお店がずらり並びます。
【森の美術館】
道内で活動する作家さんの絵画を森の中に展示。素敵な絵画と森とのインスタレーションをお楽しみいただけます。
【林業機械の試乗体験 / ハンティング体験ブース】
林業のまち下川町では、林業の会社があり従事する方がたくさんいます。林業の現場ならではの特殊な重機に試乗できる貴重な機会です。また、下川町には凄腕ハンターや移住してハンティングを始める人も多数いるため、猟銃(エアガン)体験をできるブースも用意。
【音楽と星空のバル / 森の音楽会】
素敵な音楽とDJが会場を盛り上げます。焚き火を囲んで、おいしいご飯とお酒を飲みながら、非日常な夜を楽しむ特別なコンテンツです。
【道産子ハナちゃんとの触れ合い】
下川在住の道産子馬・ハナちゃんとの触れ合いができます。餌やり体験でニンジンをあげたり、子どもにも大人にも大人気のブースです!
【じめじめ研究所】
森の中のツリーデッキ下のじめじめ空間に、下川の森で集めた苔や地衣類・粘菌などを集めて展示します。これまで見たことのないミクロなじめじめ世界が広がります。
【アップサイクルワークショップ】
古着のTシャツに、森ジャムのおしゃれなロゴをシルクスクリーンプリントするワークショップです。自分で印刷したい古着や雑貨を持参することも可能なのが魅力です。
【森のウイスキーバー】
店主選りすぐりの世界のウイスキーが楽しめる野外バー。
【テントサイト】
会場そばの桜ヶ丘公園がテントサイトとして開放されます。町内の宿泊施設が埋まっていても、音楽と星空のバルで遅くまで楽しんでテントでの宿泊が可能です。
(事前予約制・テント持参)
※もし今年実施できれば、さらなる企画も動き出すことでしょう!
資金の使い道
・会場設営費
・企画・運営費
・リターンに係る費用や手数料
リターンのご紹介
【お名前掲載】3,000円
下川で育った木を輪切りにし、支援者様のお名前を書いて森ジャム会場に張り出します(希望制)
【 森ジャム2025ステッカー】4,000円
森ジャム2025のロゴをデザインしたステッカーを提供します
【森ジャム缶バッジ3個セット】5,000円
森ジャムをイメージしたオリジナル缶バッジを3個セットで提供します。
【音楽と星空のバル参加チケット】7,500円
6/28(土)夜開催の「音楽と星空のバル」チケットが届きます。
※別途、チケット販売の受付も予定。
【森ジャムエコバッグ】7,500円
森ジャムオリジナルデザインのエコバックを提供します。
【森ジャムタンブラー】10,000円
森ジャムオリジナルデザインの真空断熱タンブラーを提供します。
【下川手延べうどん詰め合わせ】10,000円
下川町の特産品「下川手延べ麺」を3種詰め合わせて提供します。
【森ジャム2025ロゴ付きアップサイクルTシャツ】13,000円
森ジャム2025のロゴデザインを実行委員が1枚1枚丁寧に、シルクスクリーンで印刷したTシャツを提供します。
【森ジャム2日間の出店】15,000円
森ジャムの2日間の昼枠で、1ブースの出店ができます(備品は実費精算)。
※別途、出店申込も受付予定。
【木の名刺100枚】15,000円
ご自身の名刺を下川近郊で取れた木の台紙に印刷します。
【夏いちご摘み】20,000円
下川の夏いちご摘みを体験できます(2名以上は別途追加料金)。実行委員長の三浦がご案内します。
【下川町のまち案内ツアー1.5h】20,000円
森ジャムの拠点である下川の町案内をします。町の取り組みやおすすめスポットなどを交えて、実行委員の立花がご案内します。
【下川森の苔ツアー1.5h】30,000円
下川の森にたくさんある苔を見て歩くツアーで、実行委員の立花がご案内します。希望者には最後に苔玉作りワークショップを行います。
【下川森の粘菌ツアー1.5h】30,000円
下川の森にたくさんいる粘菌を見て歩くツアーで、実行委員の高松がご案内します。
【実行委員3名と飲みに行く】50,000円
森ジャム実行委員3名と下川町内の飲食店に飲みに行くことができます。
【森ジャム昼ステージ30分貸切】100,000円
森ジャム当日の昼ステージを30分貸し切ることができます。
【木の看板にお名前掲載】300,000円
約650mm×200mmの木の看板に、支援者様のお名前を筆書きし会場に掲示します。
※・・・全てのリターンについて、木の札に支援者様の名前を書いて会場に貼り出します(希望制)
スケジュール
4月上旬 実行委員会立ち上げ
4月20日 クラウドファンディング開始
5月中旬 クラウドファンディング終了
6月28日 森ジャム2025開催(資金の目処がつけば)
7月中旬 リターン発送
応援メッセージ
ヨツカド商店 今井亮輔(2024年出店者)
昨年、ナチュラルワインなどの提供で出店させていただきましたが、「森のめぐみをみんなで楽しむ」というコンセプトそのままに、自然の中で、みんなで和やかに楽しめる一体感のあるイベントでした。ご来場された方だけではなく、出店された方も「森ジャム」という場を全力で楽しんでいて、他の出店者とも交流でき、よいつながりができました。(2024年「おでかけ! みちくさ市」の一員として出店)
下川の人と森の力に作られる他にはない「森ジャム」というイベント。素敵な場を今年もつくっていただき、一緒に盛り上がり、盛り上げてたいです。プロジェクトの成功を心から祈っています!!
麻生 翼(森ジャム立ち上げ時メンバー/出店者)
森ジャムは、なぜか心に残る、不思議であたたかいイベントです。出店者や来場者のみなさんも口々に「森ジャムって『なんか』いいよね」と言ってくれる、そんなイベント。それはきっと、森の中で、いろんな人やコトが自然につながり合う空気があるからだと思います。
今年は新しい仲間たちが挑戦する、初のクラウドファンディング。会場に来られる方も来られない方も、この森のジャムセッションに加わって、一緒に『なんか』を奏でてみませんか?
山本菜奈(元実行委員 / イベント参加者)
いろどり豊かな自然と人、食とアートが交わり合い、言語化しがたい心地良さと余韻を残こす、やさしい魔力のある森ジャム。出展者とゲストの境界線もぼやけて、予定していなかったのにその場を盛り上げるためにみんな即興で動いちゃう、そんな人間味あふれる運営も生ものなイベントの魅力です。
また今年ならではの森ジャムと出逢えますように!応援しています!!
最後にー
『森ジャム』は民間主導にもかかわらず、まちの4大イベントに位置付けられるほど確立されてきました。けれど、私たちはこの『森ジャム』は、まだ完成形ではないと考えています。
もっと地元の方が参加したくなるような工夫をしたり、実行委員・ボランティアがさらに楽しくてやりがいを感じられるような仕組みにしたり、子どもたちが森ジャムに参加したくなるようなコーナーを新設したり、このまちに住んでいなくても関われるような「関わりしろ」を創出したり、まだまだやってみたいことがたくさんあって、丁寧に育んでいきたいイベントなのです。
こんなところで終わるわけにはいかないー
そう思うのです。
森の木々が何十年もかけて成長していくように、ゆっくりかもしれないけれど、丁寧に、着実に。
私たちと一緒に、この『森ジャム』を育てていただけませんか?
最新の活動報告
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2025/05/11 17:59クラウドファンディングも、いよいよ最後の夜となりました!ここまでご支援いただいた100人の皆様、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。皆様の応援1つ1つが、私たちの大きな力となっています。この力強い後押しを必ず形にできるよう、尽力して参ります(明後日の夜にも会議があります)。このクラウドファンディングはまだ終わっていません。身近な方への共有や、更なるご支援など、大歓迎です!最後まで、応援をよろしくお願いします!力を貸してください!! もっと見る最後の週末!リターンを追加しました!
2025/05/10 12:41クラウドファンディングの終了まで36時間を切りました!更なるご支援をいただくため、この度リターンを3種類追加しました。①下川森のスワッグキット②エコバック+缶バッジ2個セット③エゾシカの角添付した画像は「①下川森のスワッグキット」です。下川の森でとれたトドマツとドライフラワー、作り方説明書をセットにしてお送りします。トドマツスワッグは涼しいところに置くと何ヶ月も綺麗な緑を保ちます。ご自身でスワッグを作ってお楽しみください!残り2つのリターンについての詳細は、リターンのページに記載しています。是非ご覧ください!明日で終了となるクラウドファンディング。このプロジェクトの応援を、最後までよろしくお願いいたします! もっと見るご支援ありがとうございます!目標金額の60%を突破しました!
2025/05/08 08:45目標金額の60%を達成することができました!皆さんからのご支援に、私たちも心から勇気づけられています。本当にありがとうございます!「応援したい」と思ってくださった、その思い一つひとつが私たちの原動力です。皆さまの想いをしっかりと受け取りながら、イベントの実現に向けて準備を進めてまいります。クラウドファンディングは、いよいよ残り3日。さらに多くの方にこの想いを届けるため、ご支援やSNSでのシェアを引き続きよろしくお願いいたします!森ジャム開催に向けた準備も、着々と進行中です(一昨日も会議でした!)。一緒に森ジャムをつくり上げる仲間として、最後まで応援していただけたら嬉しいです! もっと見る
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