映画『タンデム・ロード』とは・・・
数多くの映画の演出部として活躍されてきた滑川将人さん(ナメさん)がパートナーの⻑谷川亜由美さん(アユミ)と共に、バイクで世界一周を目指した様子を、自ら撮影・編集した約1年半に及ぶ旅の記録。人と関わるのが苦手なアユミからの目線で見た、世界一周を目指すバイク旅。
目の前にある道は世界と繋がっていた。
監督・撮影・編集:滑川将人
出演・撮影・アニメーション:長谷川亜由美
プロデューサー:高野輝次 横川謙司
音楽・整音:DJ TARO(V.A.S.P)
配給・宣伝:ニコニコフィルム
協力:株式会社PUNK.
グッズ協賛:有限会社 タカハマライフアート
協賛:BMW Motorrad
2025年/119分/ビスタサイズ/ステレオ/ドキュメンタリー/日本
バイク1台、カップルで世界一周を目指したハプニング満載ロードムービー!
数多くの映画の演出部として活躍してきた滑川将人(ナメさん)と、パートナーの⻑谷川亜由美(アユミ)が、アドベンチャーバイク1台で世界一周を目指した様子を自ら撮影。427日間、走行距離60,000kmに及ぶ壮大な旅の一部始終をドキュメンタリーとして完成させた。アユミの地元である福島から出発し、30カ国もの見知らぬ土地を延々と進んでいくふたり。入国トラブル、バイク故障、大喧嘩、各国の社会情勢、資金難... 多くの試練に見舞われる道中は冒険ドキュメンタリーの傑作「ユアン・マクレガー 大陸縦断 バイクの旅」シリーズを彷彿とさせる。世界に飛び出した、先の見えないふたりは無事に世界一周を達成することができるのか...。
アニメ好きで人間関係が苦手なアユミがバイクの後ろから見たリアルな世界
アユミは幼少期からの夢だった映像制作会社で働いていたが、憧れの世界で待っていたのは社畜とも言える怒涛の日々と人間関係から来るストレスだった。精神的に限界に達したアユミは逃げるようにパートナーのナメさんとバイク旅へ。しかし、あまりの旅の過酷さに最初は勢いで出発したことを後悔するアユミだったが、道中で出会う人々、想像を超える絶景、命を預け合うナメさんとの絆が、人と関わるのが苦手なアユミの心を成長させていく。
「ナメさん/滑川将人」Profile
茨城の山の中で育つ。物心つく頃から、じーちゃんのカブの荷台に乗ってよく畑仕事について行っていた。そこからの流れる景色が初めての冒険の記憶。バイクで遠出した先の田んぼで、じーちゃんが帰らぬ人に。炎天下の山の中、3歳ナメ少年はこのままでは死ぬと思い家路をたどる。何度も振り返りみた、入道雲とバイクの風景が今でも鮮明に思い出せる。幼少期は山の中を走りまわって過ごした。田舎で映画館がなかったので、悪ガキどもと図書館のビデオブースにかじり付いて爆音で「スタンドバイミー」を観て、これがしたいと思う。東京に出て映画をつくる仕事を始める。仕事の合間でテントを積んでバイク旅〜 そんな時、アユミと出会い、インドア派の彼女をムリくりバイク旅に連れ出していく。アユミの夢に乗っかりバイクで世界を周る二人の旅を探すことに。
「アユミ/亜由美」Profile
福島の山の中で育つ。田舎育ちで人見知り、一人ぼっちの時間をつぶすために漫画を描いていた。 絵を描くのは好き。人と関わるのは好きじゃない。学校は嫌い。 家は農家、年の離れた四姉妹の末っ子、学校をサボっていると蔵に閉じ込められた。そんな時は妄想の世界へトリップ、誰かが助けに来てくれるまでひたすら待つ。ファンタジー映画を観て「こんな世界つくってみたい」と映像業界へ。東京での社畜生活の始まり、一週間分の着替えをバックに詰め込め、いつ日が昇って沈んでいるのか時間のわからない世界へ。「冒険の物語に憧れてたのに現実は程遠いんだなあ・・・」「見たことのない世界を見てみたい・・・」という漠然的な夢のようなものを抱くようになる。仕事も板に着いた頃、ナメさんと出会い、会社もやめる。 世界遺産を巡る旅行のつもりがまさかのリアル冒険に旅立つことに、しかもバイク??なんで?
リターンについて
最後に
ここまで文章を読んでいただきありがとうございました。 沢山の方のご協力のもと劇場公開がなんとか見えてきました。
10 年前とある映像制作会社でこの映画を説明させてもらう機会があったとき 「素人のバイク旅ねえ、」と鼻で笑われ「特別じゃない、どこにでもいる女の子のリアルな視点だから意味があるんです!! そんな映画がこの世の中に無いんです!」と必死に熱弁した事もありました。
ここまで辿り着くのに10年かかりました。映画制作を生業とする生活の中で少しずつ賛同して頂く方達と出会いニコニコフィルムさんからは宣伝配給に手を上げていただきました。
皆さまに映画を届けるために本当にもう少しのところまできました。映画を完成、公開するための資金が不足しています。このドキュメンタリー映画にはあなたの力が必要です。この映画があなたに届けられるのは冒険の共有だと思います。
何卒ご支援よろしくお願いいたします。最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
監督・滑川将人
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