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MIRUIプロジェクトVOL.48 | 静岡傘屋アトツギが先人の想いを未来に繋ぐ

【ネクストゴール100万円に挑戦中!】「静岡の傘と言えば藤田屋」ーお客様の温かい言葉を胸にー 創業105年を迎える老舗傘屋の4代目アトツギとして、大正から続く会社を受け継ぎ、未来へと繋ぐ挑戦。当プロジェクトをきっかけに、傘を好きになる方が増え、傘づくりの技術を知ってもらえるようになれば幸いです!

現在の支援総額

512,700

170%

目標金額は300,000円

支援者数

108

24時間以内に3人からの支援がありました

募集終了まで残り

37

MIRUIプロジェクトVOL.48 | 静岡傘屋アトツギが先人の想いを未来に繋ぐ

現在の支援総額

512,700

170%達成

あと 37

目標金額300,000

支援者数108

【ネクストゴール100万円に挑戦中!】「静岡の傘と言えば藤田屋」ーお客様の温かい言葉を胸にー 創業105年を迎える老舗傘屋の4代目アトツギとして、大正から続く会社を受け継ぎ、未来へと繋ぐ挑戦。当プロジェクトをきっかけに、傘を好きになる方が増え、傘づくりの技術を知ってもらえるようになれば幸いです!

<松坂屋静岡店>
SNSで応援!4月24日(木)〜 本館1F特設会場にてリターン展示!

<えびちゃま>
SNSで応援!

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【お礼と更なる挑戦】
静岡から傘の魅力を発信するための新商品開発とイベント開催に向けて
ネクストゴール100万円に挑戦します!

2025年4月28日

沢山の方々からのご支援のおかげで、プロジェクトスタートから5日目にして目標額を達成することができました!!
ご支援いただいた皆様、本当に、本当にありがとうございます。

私が幼いころからずっと触れ続けてきて、自身のルーツでもある傘の魅力が少しでも多くの方に伝わったと考えると、それだけでも家業に帰ってきてよかったと心から感じております。

更に多くの方に希少な傘づくりの技術を知ってもらいたい。
そして静岡から傘の魅力を発信していくための新商品や新事業の具体化に向けて、ネクストゴールを設定させて頂きました。

引き続き応援いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

ご挨拶

はじめまして!株式会社藤田屋の藤田大悟です。

株式会社藤田屋 4代目アトツギ 藤田大悟

数あるプロジェクトの中から私たちのページを見てくださり本当にありがとうございます!!!

私は、静岡県にある創業105年の傘屋「藤田屋」の4代目アトツギとして生まれ、店舗が自宅という環境で育ちました。

子どもの頃から店内は“遊び場”であり、お客様や店員の方々は家族同然の存在。
そんな環境で育ったからこそ、傘そのものや、傘を通じて生まれる人と人とのつながりが大好きになりました。

幼少期の店舗での記念写真(祖母と妹と撮影)

一方で、業界に対する不安から一時は地元を離れ、大手メーカーに就職。
しかしその後新しい家族ができ、今後の自分の人生を考えたときに、

この大好きな商品と空間、傘づくりの技術をたくさんの方に知ってほしい、そして次世代につないでいきたい。」

そんな想いが芽生え帰郷を決意し、半年前に株式会社藤田屋に入社しました。

その後は、「高い壁に挑戦することで自分と会社を成長させたい」という目的のもと、全国各地の後継予定者が新規事業アイデアを競うピッチイベント「アトツギ甲子園」へ出場するなど、チャレンジを重ねてきました。

プレスリリース|アトツギ甲子園出場「新たなアンブレラスカイ"harebare"」

第5回アトツギ甲子園関東予選でのピッチ中の風景


そしてこの度、自社と商品、そしてなにより“傘自体の魅力をもっと伝えたい”と強く思い、今回クラウドファンディングに挑戦することを決めました。



1. 私たちが実現したい夢

①創業105年の傘の会社を次世代に残すための商品開発とイベント開催

皆さんは、日本に傘のメーカー会社が何社くらいあるかをご存知ですか?
かつては50社以上存在していましたが、現在では全国で30社程度まで減ってきています。

藤田屋は創業105年になる静岡の傘の会社で、自社製品開発は勿論、他社品の卸売り、直営店運営、修理メンテナンスと、傘に関わるほとんどの業務を一気通貫で実施しています。


また、傘を通じて人と人とをつなげ、地域全体を盛り上げたいと思っており、県内/県外を問わず様々な場所でポップアップショップも出店しています。

今年の3月には藤田屋初となるアンブレラスカイ"harebare"を清水駅前銀座商店街での芸術祭にて展示する事ができました。
アンブレラスカイ"harebare"は商店街を訪れた多くの方に喜んでいただき、SNSでも話題になりました。

今後もイベントやワークショップ等を積極的に開催していく予定です!

アンブレラスカイ「harebare」の風景(第二回清水駅前芸術祭)

ワークショップの風景
イベントブースや店舗へご来店くださるお客様からは、「静岡の傘と言えば藤田屋だ」、「昔から利用していて、今では子供と一緒に愛用している」といったたくさんの温かい言葉をいただきます。
そのことから大げさかもしれませんが、我々の会社は「静岡の風土の一部」であると考えています。

イベント販売会の風景
だからこそ、次の100年に向けて、事業を継承し、必ず発展させていきたいです。

創業100周年 祝賀会での記念撮影
②傘づくり技術を広め、つなぎ、継承する

静岡県では、徳川家康隠居城である駿府城に隣接する浅間神社造営に際し、全国の名工が招聘され、現在の静岡市の伝統工芸の基盤が築かれました。
かつては傘づくりも地域に根付いており、傘の部材である骨やろくろの店も地域に多くあり、産業になっておりました。

2代目の時代の洋傘づくりの風景
しかし、時とともに産業は衰退し、次々とお店は廃業。
静岡で現存している傘会社はほとんどなくなってしまい、当社も職人の減少などが理由で一時は製造から離れ、問屋業のみに注力していた時もありました。
実は、日本国内で出回っている傘のほとんどは、中国などの海外で生産されています。

現状でも問屋業が中心ではあるものの、傘づくり職人である母の「傘づくりを通して、長く続く静岡の伝統産業の魅力を伝えたい!」という思いから、一部の商品で再び傘づくりを復活させることができました!


傘づくりの工程は細かい作業を入れると100以上にも及びます。
現在では「傘づくり職人」は大変珍しく、静岡県内でもほとんど存在していないと言われています。
そんな傘づくり職人である母は、県外の熟練工の方の指導の下、一から技術を磨き上げました。

その職人の技術をもって、分業が多く細かい傘作りの工程を一貫して、すべて手作りしています。



我々は「ハンドメイドイン静岡」で再び地域産業を盛り上げたいと考えてます。
私たちと一緒にこの希少な傘づくりの技術を守り、広げていきませんか?


【傘づくり職人である母・藤田仁子の想い】
「会社の将来を考えたとき、弊社の原点である傘づくりをしたいと思い立ち、数年かけて勉強をしました。

技術を習得し制作に励む中、静岡には実に多彩な伝統工芸品があることに気付き、傘を通じて長く長く静岡の伝統産業の魅力を伝えられたらという思いが芽生え、『仁心-nico-』の制作をはじめました。

職人の手作りなので高額にはなりますが、一本の傘を長く使う事を考えたときに、生地を張り替えて大切に使い続けるという文化を少しでも根付かせたいです。」

職人による傘づくりの風景

③傘を使い捨てから、自分らしさを表現する大切なアイテムに

【日本は、世界屈指の傘先進国、同時に大量消費・廃棄国】

日本は、一人当たりの傘所有数が世界1位、消費量も世界3位!
これだけ傘が生活に浸透している国は他にありません。まさに世界をリードする傘先進国と言えると思います。

一方、消費の裏側で、「世界有数の傘廃棄国」という現実があります。
廃棄数はなんと年間約8千万本です。


背景の一つとして、急な雨天時にコンビニ等で突発的に傘を購入し、使い捨ててしまう文化が影響しています。
また、傘はプラスチックや金属など複数素材で構成されてる事が多いため、リサイクルが難しく、処理コストも高いことが問題視されてます。


【私たちが目指す社会】
モノである以上、壊れることは避けられないですが、現状の傘に対する価値観を少しでも変えていきたい。
そして、今そのチャンスが来ていると考えてます。
なぜなら、気候変動による猛暑や突然の雨の影響で、傘やレイングッズはこれから必需品として携帯される存在になっていくと考えてるからです。

その世界で、私たちは、傘を単なる雨や日差しを防ぐための道具ではなく、「自分らしさを象徴する自己表現のアイテム」に進化させたいと考えています。


その実現に向けた新事業/新商品を開発するにあたり、皆様にお力添えいただけたらと思っています。


2. 藤田屋の歴史

藤田屋は1919年(大正8年)に創業し、今年で105年目を迎える静岡県静岡市の「傘とレイングッズ」の会社です。

創業メンバーの集合写真
創業当時は和傘の製造・卸として事業を開始し、多くの職人が一つ一つ丁寧に手作りした傘を提供してきました。
縫い方ひとつを取っても、漏れがないのは勿論、見た目も美しくなるように品質にこだわった傘を提供することを信条としており、商品を通じて「雨の日でも快適に出かける暮らし」を広めることを目標に企業活動をしてまいりました。

その後、和傘は耐久性や軽量化に課題があることから、より多くの方に普及させたいという思いで洋傘とレイングッズの製造・卸へと業態を移行。

大正8年の創業時の想いと技術は、令和となった今でも引き継がれており、商品を通じて「どんな日でも心ハレバレ」を皆様へ届けています。

2代目の青年時代の風景


3. 店舗の紹介

1991年に傘のセレクトショップとして「パーティーレイン」をオープン
自社製品だけでなく、国内のさまざまなメーカー様の傘を取扱っております。
また、傘のエキスパートであるアンブレラマスターも在籍しており、ご来店いただいたお客様にぴったりの傘を日々お届けしています!

★2019年には創業100年を祝してレイングッズ専門店「パーティーレインプラス」をオープン


これからも静岡に根差し、商品を通じてお客様の暮らしを豊かにするべく頑張り続けます!

Party Rain 藤田屋 サイトリンク

直営店PartyRain 外観/内観

4.リターンについて

(1) 仁心 -nico-(ブランドサイト リンク

・“ハンドメイドイン静岡”にこだわり傘職人が制作
・セミオーダーのため、あなたにぴったりの一本を提供!
・修理も対応しており、長期に渡り使用可能(修理代は別途発生)


(2) da mon de /ダモンデブランドサイト リンク

・コンセプトは「雨の日の美術館」。様々なアーティストとコラボしたデザイン。
・一枚張りの生地をキャンバスに見立て、それぞれの作品を美しく表現
・16本の骨からなるサクラのような独特な骨組みで耐久性も抜群


(3) デザイナーズコラボ Ayano Ichiyanagi

・静岡県出身デザイナーの一栁 綾乃様とのコラボ商品
・水彩で描かれた美しいデザインが特徴
・見た目も華やかですが、機能性も抜群な一本!


(4) シームレス オリジナル傘

・da mon de(ダモンデ)の無地のシリーズ
・骨組の美しさや機能性はそのまま!


(5) 雨晴兼用オリジナル傘(長傘)

・流行のデザインと色を取り入れた弊社オリジナル傘
・遮光率100%&UVカット99.9%(UPF50+)のフルスペック
・ドームタイプなので、見た目がかわいいだけでなく、横からの紫外線や雨に強い!

(6) 雨晴兼用オリジナル傘(折畳み傘)

・流行のデザインと色を取り入れた弊社オリジナル傘
・遮光率100%&UVカット99.9%(UPF50+)のフルスペック
・バナナ一本と同じくらいの軽さ!(約190g)


(7) 雨晴兼用オリジナル傘(折畳み自動開閉スリム傘)

・男性でも持ちやすいユニセックスタイプ
・遮光率100%&UVカット99.9%(UPF50+)のフルスペック
・ワンタッチ自動開閉!にもかかわらず軽量225g


(8) 紳士オリジナル傘

・利用シーンを選ばない普遍のデザイン
・男性が使っても雨に濡れにくい70cmのビックサイズ
・16本骨の構造になっていて風に強い!


(9)伝統織物のミニ傘

・仁心-nico-と同じ静岡の織物を使った小さい傘
・装飾品として非常にかわいく、贈り物として大人気!


(10)アンブレラバッグ

・濡れた傘を入れたり、持ち歩くときに使用できる傘を収容するバッグ
・da mon de (ダモンデ) の生地を使い今回のプロジェクトのために特別に制作!


5.最後に

お忙しい中、ここまでお読みいただきありがとうございました!
今回のクラウドファンディングを通じて、1人でも多くの方に傘業界の置かれている状況や藤田屋の取り組みを知っていただけたらと思っております。

そして、私はまだ静岡に帰ってきて半年ですが、本当にお客様や支援者様に支えて頂いていると心の底から実感しております。
だからこそ、現在の状況に甘んじず100年後も残り続けるような事業と商品を生み出すべく新たな取り組みに挑戦し続けます!

是非店舗にも遊びに来てください。私も含めスタッフ一同お待ちしております!


店舗営業時間・アクセス
Party Rain 藤田屋
〒420-0022 静岡県静岡市葵区車町15番地
電話番号:054-255-3550    
営業時間:月~土 10:00~19:00
     日・祝 10:00~18:00
定休日 :なし(年末年始・お盆休みあり)

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 新商品開発費 イベント運営費 直営店 メンテ/修繕費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 株式会社藤田屋の藤田です。プロジェクトスタートから約1か月たちましたが、皆様のお陰で支援者様の数が100人を突破する事ができました!改めて本当にありがとうございます。色々なところで直接応援の声や反響もいただくことが多く、当プロジェクトをきっかけでメディア様からも声をかけて頂きました。これも全て皆様からのご支援をいただいたからです。本当に感謝しております。リターン品についてですが、可能な限り梅雨前にお届けできるように順次発送しておりますので、よろしくお願いいたします。 もっと見る
  • 株式会社藤田屋の藤田です。クラウドファンディングの掲載期間中、松坂屋静岡店様 本館1Fブースにて、弊社の傘を展示していただいております!(※2025年5月1日時点)静岡市出身の身としては、あの松坂屋さんに自社の商品を展示できるなんて、本当に夢のようです。展示商品は、①ハンドメイドイン静岡の日傘「仁心 -nico-」、②“雨の日の美術館”がコンセプトの雨傘「da mon de(ダモンデ)」です!今回のブース用に、特別に仁心の材料・部品や裁断用の機具も展示させていただいております。この展示をきっかけに、少しでも傘づくりや傘の魅力が伝われば嬉しく思います。GW中にお近くへお越しの際は、ぜひ足を運んでいただけますと幸いです! もっと見る
  • 株式会社藤田屋の藤田です。沢山の方々からのご支援のおかげで、プロジェクトスタートから5日目にして目標額を達成することができました!!ご支援いただいた皆様、本当に、本当にありがとうございます。頂いたコメントは全て目を通させて頂いております。当プロジェクトの目標を達成した時に思ったのは、達成感というよりは心からの感謝の気持ちでした。皆様からの期待に応えられるようにより一層の努力をしてまいります。一方で、更に多くの方に傘づくりの技術を知ってもらいたい。そして静岡から傘の魅力を発信していくための新商品や新事業の具体化に向けて、ネクストゴールを設定させて頂きました!!当プロジェクトの期間内に、皆様に感謝の気持ちを伝え、少しでも喜んでいただけるようなイベント/活動を推進してまいりますので、楽しみにお待ちいただけますとありがたいです。引き続き応援や情報の拡散いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。 もっと見る

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